プログラミングと聞くと、難しそうなイメージを持つ方も多いかもしれません。しかし、最近では学校でもプログラミングの授業が行われるようになり、その重要性はますます高まっています。そんな中で、もしプログラミングを視覚的に楽しみながら学べる方法があったら、ぜひ試してみたいと思いませんか?
そこでご紹介したいのが、「Processing」です。
ブログではわかりにくい方はUdemyで講座にしているのでこちらもチェックしてみてください
Processingとは
Processingは
Processingは、プログラミング言語であり、視覚的な表現を簡単に作成できる開発環境です。グラフィックスやアニメーション、インタラクション、オーディオ、ビデオなど、さまざまなメディア表現に利用できます。そのため、プログラミング初心者や芸術家、デザイナーにとって特に有用です。Processingでは、コーディングを通じてアートやデザインを創造でき、プログラミングを知らなくても直感的に作品を作り上げることができます。
処理は、柔軟なソフトウェアスケッチブックであり、視覚芸術のコンテキスト内でコーディングする方法を学習するためのプログラミング言語です。2001年以来、Processingは、視覚芸術におけるソフトウェアリテラシーと技術における視覚リテラシーを推進してきました。学習とプロトタイピングにProcessingを使用する学生、アーティスト、デザイナー、研究者、愛好家は何万人もいます。
引用:https://processing.org/
なぜProcessingがオススメなのか?
Processingは無料で利用でき、環境設定も簡単です。さらに、視覚的に結果が見えるため、プログラミングの学習がより楽しく、身につきやすくなります。初心者にとって非常に使いやすいツールであり、プログラミングの基礎を学びながら、実際に手を動かして作品を作ることができます。
環境設定やインストール方法は別記事で書いているので以下の記事を参考にしてください
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私が作った作品の紹介
Processingで作れる作品は、グラフィックを使ったアートやアニメーションなど、多岐にわたります。例えば、以下のような作品を作成しました。
アート作品
図形を組み合わせて、座標を使ってデザインを描きます。シンプルな線や形を組み合わせるだけで、さまざまなアート作品が完成します。
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アニメーション作品
パラパラ漫画のような動きを作り出すアニメーションも可能です。例えば、マウスの位置に合わせて文字の大きさや色を変化させるプログラムや、キーボードやマウスの動きに反応する作品なども作成できます。
作品1
若干思い浮かべるアニメーションと違うかもしれませんが、作り方はアニメーションと一緒です
この動画の内容は、マウスの場所に合わせて文字の大きさや色、数字の変更を行えるプログラムです
作品2
こちらの作品のほうが、よりアニメーションらしい動きを感じられるので、わかりやすいかもしれません。この作品は、世紀末の戦士から教わった必殺技をイメージして作成しました。
これらの作品は一例に過ぎず、キーボードやマウスの動きに反応する作品も作ることができます。プログラム次第で、ゲームのような動きやアート作品を自由に作り出すことが可能です。
このように、Processingを使えば、デザインやアートだけでなく、アニメーションのような動きのある作品も作れます。そのため、デザインやアートが好きな方、アニメやゲームが好きな方にも大変おすすめです。
また、詳しくはわかりませんが、音を使った「サウンドビジュアル」と呼ばれる作品も作れるようです。
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Processingを使ってプログラミングを学ぶ
Processingは、Javaをベースにしており、Java、Python、JavaScriptの3つのプログラミング言語に対応しています。特に、私のオススメはPythonです。Pythonは読みやすく、AIやデータ分析などにも広く利用されているため、初心者にも優しい言語です。
Processingを使ってプログラムを作成する際には、コードを画面に入力し、その結果を出力して作品を作成します。Processingでは、JavaやPythonといったプログラミング言語を使ってコードを入力し、作品を作り上げていきます。
ProcessingはJavaをベースにしているため、基本的にはJavaでコードを書きますが、設定を変更すれば、他の言語(PythonやJavaScriptなど)を使うことも可能です。
使い方の詳細については、以下の記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
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使用できるプログラミング言語の種類
Java
python
JavaScript
以上の3つが使用可能な言語です
私のオススメはPythonです
最近私のAIなどに強いプログラミング言語で、プログラムも読みやすく学習も初学者向けとなっています
Pythonとは?
数多くあるプログラミング言語のうちの一つ
Pythonというプログラミング言語は、少ないコード(文章)でシンプルで読みやすいというメリットがあります
Pythonは人工知能(AI)、データ分析、自動化ツール、ロボット開発、デスクトップアプリケーションといったことにも使用ができる万能言語です
などがあり、プログラミングをしたことがない初心者の方でも取り組みやすいということあげられます
また、AIや人工知能の人気が高まっていることや在宅ワークが普及してきているからこそ習得したいスキルの一つ
Processingを使って
楽しく作品を作り
Pythonの習得できる
一石二鳥感が素敵です
その他のソフトウエアとの違いは?
Processingについて触れましたが、その他にも様々なソフトウエアがあり一部紹介していきます
openFrameworks
・OpenFrameworksとは、シンプルで直感的なフレームワークによって、創作活動を手助けするようにデザインされた、C++のオープンソースキット
引用:https://openframeworks.cc/ja/
Pure Data (Pd)
PureData (Pd)は、音声、ビデオ、映像処理のためのリアルタイムなグラフィカルプログラミング環境です
強みはサウンドビジュアル
引用:https://puredatajapan.info/?page_id=2
vvvv
vvvvは多目的なツールキットです
グラフィカルにプログラムを組み立てる開発環境です
vvvvはオーディオ、ビデオ、3Dアニメーション、インターネットといったコンピュータで扱う一般的なメディアを使ったワクワクするような作品制作に適しています。前述のメディアコンテンツを作成・変換するのに加え、vvvvは様々な外部デバイスからの入力を受け取ったり出力を生成したりできます。
非営利目的の使用は無料
引用:https://vvvv.org/documentation/jp.propaganda
TouchDesigner
アーティスティックな映像製作ソフトウェア
TouchDesignerを使用すると、アプリケーションエンジンとユーザーインターフェイスの両方を1つの統合環境に構築できます。単純な機能プロトタイプから完全な洗練されたアプリケーションまで、あらゆるものを作成します。
非営利目的の使用は無料
引用:https://derivative.ca/feature/application-building
様々な開発環境があったけど、自分は無料でPythonでコードを書いて表現したいからProcessing が一番合ってるから選びました。
まとめ
今回、プログラミング学習におすすめのツールをご紹介しました。プログラミングを学ぶ際に、よくある悩みの一つが「作ったものがよくわからない」という点です。プログラムを書いても、ただ数値が返ってくるだけでは、あまり面白く感じないかもしれません。
しかし、Processingを使えば、作成したプログラムが絵やデザインとして視覚的に表現されるため、学習が楽しくなります。特に、初めてプログラミングを体験する方には最適なツールです。
実際、私も以前はプログラミングの経験がありませんでしたが、Processingのおかげで楽しく学び、今ではUdemyで講師を務めるまでになりました。
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プログラミングを視覚的に理解したい方やプログラミングで絵を書いてみたい方はUdemyで講座も作っているのでこちらも参考にしてみてください
Udemy講座
ChatGPTでPythonの学習を始めてみたい方は以下の記事を参考にしてみてください
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ChatGPTはプログラミングの学習はできても、人のつながりまでは作ってくれません。
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