金持ち父さんの6つの教え
1金持ちはお金のために働かない
お金を作ること
人に価値を与え喜んでもらうことの対価としてお金をもらう
トライして失敗、しかしあきらめなければ大丈夫
人のせいにしていては何も変わらない、人を変えることはできないが自分を変えることはできる
自分が抱えている問題を人のせいにしてはいけない
中流以下の人間はお金のために働く
金持ちは自分のためにお金を働かせる
感情に対して反応するのではなく、それを観察して考える人間になること
いつも働いているところの店主が、毎週マンガ雑誌の表紙を半分切って段ボールに捨てていた
それをどうするのかと尋ねると
表紙を半分切って捨てているのかを尋ねると新しい雑誌を持ってくる業者に、小売りしていなかった証拠として渡すために表紙を半分切って業者に渡しているそこで、いつも漫画を回収に来ている業者を待って、雑誌を譲ってくれないかと尋ねる
業者はこの店で働かないことと転売しないことを約束するなら譲ってもよいとのこと
そこで、毎週雑誌を譲ってもらいそのマンガを並べて、入場料10セントの図書館を作成
子供たちは1冊約10セントの漫画が、10セントで読み放題
勉強好きの妹に図書館の番をさせ、一週間で1ドル支払い、漫画をただで読めるという条件をつけ
漫画を持って帰らないか、来た人の名前、人数、お客の意見を記録してもらう
主人公と友達は仕事の合間にいろいろな場所をめぐり雑誌の譲ってもらい規模を大きくしていく
収入は一週間で9から10ドル程度
ビジネスとしては、お客、主人公と友達、妹の3方良しの状態
誰も損してない状況を作っている
2お金の流れの読み方を学ぶ
資産と負債の違い
金持ちは資産を手に入れ、中流以下はの人たちは資産だと思い込み負債を手に入れる
資産:自分のポケットにお金を運んできてくれる
負債:自分のポケットから資産を奪っていく
3自分のビジネスを持つ
4会社を作って節税する
5お金持ちはお金を作り出す
6お金のためではなく学ぶために働く
最後に実践の書
まずは5つの障害を乗り越えよう
恐怖心
お金を失うことに対する恐怖心
損をしたくない気持ちはだれでも一緒だが、失敗に対する対処の仕方が人生に違いを生み出す
恐怖をどのように対処するかが大切
もしも、危険を冒したり心配してリするのが嫌ということならば若い時に始めることが一番
今日が一番若い日
勝つことは負けを恐れないこと
テキサスの人は失敗を葬り去ったりはしない。失敗によって意気を奮い立たせる。失敗を受け入れ、それを元気の源に変えるんだ。テキサス人は失敗からエネルギーをもらって勝者になる。だが、このやり方はテキサス人だけに当てはまるわけではない。すべての勝者に当てはまること
バランスよりも一点突破
失敗は敗者を勝者へと変える
臆病風
悪い方にばかり考えて臆病になる
騒音に耳を傾けない
頼みもしていないのに、こちらの欠点や弱点を指摘してくる友人や家族がいるというのも厄介、これらは騒音
ただ家族や友人の身近な人の場合それは、心配してのことでもあるので完全にほっとかず、そんな意見もあるのかということで聞くことも必要
臆病な人間は決して勝者にはなれない
根拠なない疑いや恐怖が臆病な人間を作る。臆病な人間は批判をし、勝利を収める人間は分析をする
批判は人の目を見えなくする
分析は人の目を開いてくれる
カーネルサンダースは66歳の時に事業に失敗して、生活保護を受けるまでにそれでも生活ができないレベルで自身のフライドチキンの作り方を売ることを考え1009回断れ1010回目に買ってもらうことができた。そこから大富豪への道が始まる
年齢ではなくやることが大切ですね
怠け心
忙しいことを理由に怠けるな
忙しすぎて自分の財産に注意を払うことを怠けている人たち
忙しすぎて自分の健康に注意を払うことを怠けている人たち
このような人たちが忙しい状態を続けるのは、自分が真正面から立ち向かはなくてはならない問題を避けるために他ならない
口では『忙しい、忙しい』と言っているが、心の底では自分が何か大切なことを避けようとしているのだということをわかっている
これが最もよく見かける『怠慢』の形
それを解消する薬は『欲張り心』
貧乏父さんは『それを買うお金はない』とよく言うが
金持ち父さんは『それを買うためにどうしたらよいか?』と尋ねる
自分の力でどのようにしたらよいか、考えることが大切
それを買うお金はないと言ってしまうと、考えることをやめその変えないことに対しての言い訳を考えて話をしてしまうから
怠け心に打ち勝つためには
自分の心に聞いてみる
WII-FMラジオに耳を傾ける
WII-FMというのは『What’s In It-For Me』(こうだったら自分にとってどんなプラスがあるのか?)
自分の心に聞いて、『正しい』と思うことをやることだ。なぜなら、いずれにせよ非難を受けることになるから。たとえ何をしようと、また何もしなくても文句は言われる』
悪い習慣
自分への支払いを後回しにする悪い習慣
人間の行動は習慣によってコントロールされている
人間の生き方は、その人が受けてきた『教育』よりもその人の『習慣』の影響を受けている
自分の支払いを先に済ませる
『どうしたらできるか』ではなく『なぜそれをするのか』
税金や金貸しにお金を払う前に、自分への支払いを行う
お金を支払わないと口うるさくいってくるのは税務署や金貸しの人
自分は支払わなくても何も言わない
口うるさくいってくる人を後回しにすることで、『支払わないといけない』というプレッシャーを自分にかけて、支払いをするためにはどのようにしたらよいかを考えるようになる
傲慢さ
傲慢さとはエゴに無知が加わったもの
あることについて、自分は知らないと気が付いたら、その分野の専門家を探すか、そてについての本を見つけるかして自分で自分を教育し始めることが大切。
スタートを切るための10ステップ
1.強い目的意識を持つ(精神力)
まずはやりたくなことのリストを作成
- 一生会社で働きたくない
- 同じことをずっと続けたくない
- 人に言われた仕事をしたくない
- 年をとっても働きたくない
- お金になやまされたくない
- 人の顔色を見て働きたくない
- 場所や時間を指定されて働きたくない
次にやりたいことのリスト
- 自由に暮らしたい
- 自由に働きたい
- 時間や場所にとらわれずに働きたい
- 資産を増やしたい
- 家族を幸せにしたい
- 頑張っている自分をほめてあげたい
- 人を感動させたい
- 人を喜ばせたい
2.毎日自分で道を選ぶ力(選択する力)
貧乏から抜け出せない人はお金を使うときに悪い習慣に従うほうを選ぶ
お金を持った時に自分の頭脳への投資を行うことが、最大のリターンを生む
貴重なものは、時間と学習意欲
傲慢にならず学ぶ姿勢を忘れないようにする
人の話を聞く人の話から学ぶことも多い
3.友人を慎重に選ぶ(協力の力)
富を築くのを妨げるハードルのうち最も難しいのは、自分自身に正直になり人と違ったことをすることにためらわないこと
友人から学ぶ
友人とは情報交換をし合うためにいる
4.新しいやり方を次々と仕入れる(速習の力)
その人がどうなるかは『学んだことによって決まる』『何を学ぶかは慎重に決めなさい。頭脳はとても強力な力を持っていて、その中に詰め込んだものによって、あなたがどうなるかが決まる』
そして、次のステップは学んだことを実行するだけ
実行し、変えていく
学んだものが、現在では時代遅れになっていることが多く今後より効果を高める方法が必要となる
5.自分に対する支払いを先に済ませる(自制の力)
自分のことをコントロールする
自分をコントロールするために必要な3つの能力
- キャッシュフローの管理
- 人の管理
- 自分の時間の管理
キャッシュフローで大切なこと
1.自分で返済をしなければならないような大きな借金はしない。経費を低く抑える。まずは資産を作る。大きな家や車を買うのはそのあと。
2.収入が少ない時でも貯蓄や投資用の資産を取り崩したりせずに、外からのプレッシャーを利用して自分の中にあるお金に関する才能を刺激し、請求書の支払いをするために、より多くのお金を儲けるためにはどのようにしたらよいか、そのアイディアを考えさせる。
自分の支払いという部分では貯蓄や投資のことを指している。投資というのは債券や株式だけではなく自己投資(学ぶことも含まれいる)
6.ブローカーにはたっぷりと支払う(忠告の力)
プロに対してまっとうな報酬を支払う、しっかりとプロに対する誠意を見せる
7.もとは必ず取り返す(ただで何かを手に入れる力)
資産を買う、支払ったのち何年かして、資産を買った時の金額を戻す。すると残りはタダで変えたことになる。さらに資産として増え続ける物
8.ぜいたく品は資産に買わせる(焦点を絞ることの力)
9.ヒーローを持つ(神話の力)
投資が優しく見えるようにしてくれるヒーローを探すことが大切だ
10.教えることで得る(与えることの力)
出し惜しみをしないこと
大切なこと
何かが足りないとか何かが必要だと感じた時には、まず、それを人に与えること。
内容
お金、微笑み、愛情、友情
例
お金が欲しい時はお金をあげる
何かを売りたいと思ったときは誰かが何かを売るのを手伝う
契約を取りたいと思ったら、誰かの契約をとるのを手伝う
世界はあなたを映す鏡
何かを与えたのに何も戻ってこなかったときや違うものが合えって来たときは、大体下心がある
エピローグ
あなたは、2つの貴重な贈り物を手にしている。
それは頭脳と時間だ
お金を自分の頭へ投資をする、資産の獲得の仕方を学ぼうとすることが大切
この本から学んだことを誰かに伝えてほしい
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