ChatGPTを使って何かを「つくる」。
そんな感覚が初めて芽生えたのが、この【活用レベル2】の段階でした。
一問一答や情報収集を超えて、「自分のやりたいことにどう使えるか?」を意識し始めたことで、ChatGPTとの関係が一歩進んだのを感じたのです。
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ChatGPT活用レベル2とは?
この段階では、ChatGPTはもはや“答えをくれる存在”ではありません。
「やりたいことに対して、一緒に手を動かしてくれる存在」になっていきました。
- プログラムを書いてもらう(Discord botやデータ分析のコードなど)
- 書いたものを修正・改善してもらう
- 「80点の状態から、100点にするには?」と相談する
- 曖昧なまま「こんなことやってみたいんだけど」と伝えてアイディアを出してもらう
このように、“共に作っていく”やり取りが増えていきました。
実際にやっていたこと
プログラミングの壁を一緒に越える
最初に挑戦したのは、Discordボットの作成でした。
まずは素直にこう聞きました。
「Discordボットを作りたいんですが、Pythonで作れますか?」
すると、ChatGPTはコードを出力してくれました。
そのコードをVS Codeで実行してみると、当然エラーが出てきます。
ここからは「一緒に作る」やり取りの始まり。
「こういうエラーが出ました」「この部分をこう動かしたい」と、思い描くことをできるだけ素直に、言葉で伝えるよう意識していきました。
その対話の中で少しずつ、やりたかった機能に近づいていく感覚がありました。
データ分析にも活用
データ分析にも同様のプロセスで取り組みました。
「このCSVファイルをPythonで分析してほしい」とお願いし、分析コードを出してもらって実行。
動かなければエラーを伝え、修正してもらう。
この繰り返しによって、「ChatGPTと一緒に分析を進める」体験が得られました。
ブログ記事の構成・リライトも補助してくれる
記事を書く際も、ChatGPTはとても頼もしい存在でした。
「こういう内容の記事を書きたい」「タイトル案が欲しい」「この構成でどう思う?」など、あいまいな相談にも丁寧に応えてくれました。
たたき台を作ってもらい、自分の言葉でリライトしていく。
この作業は、作業効率を高めるだけでなく、「文章のクオリティを上げる相棒」として活躍してくれた時間でもあります。
曖昧なアイデアにも付き合ってくれる
「こんなことがやりたい気がするけど、まだはっきり形にはなっていない」
そんな時でもChatGPTは、いくつかの切り口でアイディアを提案してくれます。
明確な質問を投げなくても、ぼんやりした感覚や方向性だけでも受け止めてくれる。
この柔軟さが、まさに“共創”の始まりだったと感じました。
実際に使って気づいたこと
基礎知識があると活用がスムーズになる
使っていくうちにわかったのは、ChatGPTを最大限に活用するには、自分自身の基礎知識も必要ということ。
特にPythonなどのプログラミングにおいては、コードを読み解く力や構文の基本がわかっていないと、出力された内容を扱いきれないことがあります。
「なんでもChatGPTがやってくれる」わけではなく、“自分の理解力と対話の質”によって成果が変わるツールなのだと感じました。
調べもの用のチャットは分けた方がいい
会話を続けていく中で、「少し返答の方向がズレてきた」と感じたこともありました。
特に、別の話題を持ち込んだときに文脈が混ざってしまうことがあります。
そこで私は、以下の工夫をするようになりました。
- 調べものだけしたいときは、新しいチャットで質問する
- 作業ごとにチャットを分けて使う
これだけでも、回答の精度や一貫性がぐっと高まるように感じました。
おわりに
ChatGPTとの対話は、「ただ答えをもらう」から、「一緒につくる」に変わっていきました。
プログラムでも、記事でも、アイディアでも。
私にとってChatGPTは、まさに**“伴走する制作パートナー”**のような存在になっていきました。
次回は【活用レベル3】、
今度は自分の中の“違和感”や“方向性”を探るような、さらに深い対話の記録をお届けする予定です。お楽しみに。
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