ProcessingでPythonのプログラミングを始めたばかりの初心者の方へ、今回はif文を使って動くものを作る方法を紹介します。if文は、条件に応じてプログラムの動きを変えるための基本的な構文で、これを使うことで、インタラクティブで動きのある作品を作ることができます。この記事では、if文の基本的な使い方から、実際に動く作品を作る手順まで、ステップバイステップで丁寧に解説します。さあ、簡単なプログラムから始めて、動きのある作品を作り上げましょう!
それは・・・
if文(条件分岐)
はい!!
難しいやつですね、わかります
はい!!解散!!
お疲れさまでした~
村人さんたちちょっと待って~
if文って面白いですよ
ということで、今回の記事はプログラミング言語Pythonの文法でif文という条件分岐を記事にしていきます。
if文(条件分岐)ってなに?
ifを翻訳すると『もし』です
プログラミングでも使い方は『もし〇〇ならば〇〇』といった感じで使っていきます
if文の使い方は?
if文を使って条件式を作成していきます
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if 条件式①: 条件式①に一致した場合 elif 条件式②: 条件式②に一致した場合 else: 条件式①、②に一致しない場合 |
よく使われる条件式一覧
演算式 | 意味 | 例 | 日本語にした場合 |
== | 同じ値か | x == 5 | xと5が同じ値か |
!= | 違う値か | x != 5 | xと5が違う値か |
> | より大きい | x > 5 | 5よりxが大きい |
< | より小さい | x < 5 | 5よりxが小さい |
>= | 以上 | x >= 5 | xが5以上 |
<= | 以下 | x <= 5 | xが5以下 |
以上のような内容になってきます
ただわかりにくいので、実際にif文を使って何かを作ってみましょう
下準備
使い方を確認するためにsetup関数とdraw関数を使ってアニメーションを作っていきます
\\\アニーメーションについての記事はこちらから///
【超初心者向け】Processingでプログラミング言語pythonを使ったアニメーション作成方法
コード作成
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x, y = 100, 650 dx = 3 def setup(): size(2100, 1300) def draw(): background(0) global x,dx fill(0, 255, 255) x = x + dx ellipse(x, y, 100, 100) |
入力・実行
こんな感じでできて右にそのまま去っていきます
また、戻ってきてほしいと思いませんか?
そんな時に使えるのがif文(条件分岐)
if文を使って条件を追加していきましょう
以下のコードを追加していきます
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if x > 2100 or x < 0: dx *= -1 |
コード作成
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 |
x, y = 1050, 650 dx = 7 def setup(): size(2100, 1300) def draw(): background(0) global x, dx fill(0, 255, 255) x = x + dx if x > 2100 or x < 0: dx *= -1 ellipse(x, y, 100, 100) |
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入力・実行
壁に跳ね返って戻ってきました~
スゴイデース
あなたは誰?
なんでそうなるの?
少し不思議ですよね
では、少し詳しくコードの内容を見ていきましょう
コードの説明
1 2 |
if x > 2100 or x < 0: dx *= -1 |
今回はこのコードを追加しましたが、どのような内容で書いてあるのか
少しコードを日本語訳してみます
if x > 2100 or x < 0:
もし、xの値が2100より大きい時 または 0より小さい時は
dx *= -1
dxの符号を逆にします(ー1倍)
という内容になります
ん?
壁に当たるように条件を付けたわけじゃないの?
村人さんいい質問です
Processingでは数値で動きを出したりしています
なので壁に当たって跳ね返るように見える数値を入れています
本当にー?
他の人は騙せても、私は無理ですよ~
では、少し数値を変化させてみましょう
2100→1500へ
0→500へ
それぞれ変更してみます
コード作成
1 2 |
if x > 1500 or x < 500: dx *= -1 |
入力・実行
壁がないところで跳ね返ってきました
スゴイデース
だから、あなたは誰?
上記のようにProcessingでは数値入力することができるので自分で好きな場所で変化を出すことができます
もっと簡単に壁に当たるようにできないの~
という方のために、こちらの変数をご用意しております
width,height変数です
この変数を使用すると簡単に壁あてができますよ
では、width、height関数を使用してコードを作成していきます
また、条件式を追加して動きの幅を広くしていきます
コード作成
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x, y = 1050, 650 dx, dy = 7, 8 def setup(): size(2100, 1300) def draw(): background(0) fill(0) rect(0, 0, width, height) global x, y, dx, dy fill(0, 255, 255) x = x + dx y = y + dy if x > width or x < 0: dx *= -1 if y > height or y < 0: dy *= -1 ellipse(x, y, 100, 100) |
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入力・実行
このように、ブロック崩しのようなボールの動きを再現することができました
では、ここで一つ手品をお見せします
random関数をしようして動くボールを消します
コード作成
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x, y = 1050, 650 dx, dy = 5, 5 def setup(): size(2100, 1300) def draw(): background(0) fill(0) rect(0, 0, width, height) global x, y, dx, dy fill(0, 255, 255) x = x + dx y = y + dy if x > width or x < 0: dx *= random(-3) if y > height or y < 0: dy *= random(-3) ellipse(x, y, 100, 100) |
入力・実行
まとめ
if文の使用方法をまとめてみましたが、まだif文のポテンシャルを生かせていません
ボールが跳ね返るようなものはできたのですが、もっとゲームっぽいことができれば楽しいかもしれませんね
これからも、知識量を増やしていくことでいろいろできるようになると思うの頑張ります
Pythonを学びたい方はこちらの記事を参考にしてみてください
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