日本語をお使いの皆さま始めましてダダです
Processingを使い始めた方がまずぶち当たる問題です
日本語入力ができない
この問題について悩まされている方も数多くいるのではないでしょうか?
Processingを使っていて、コードにコメントを残そうとして『#コメント』を残すと.........
『#☒☒☒☒』と表示され文字化けされます
そこで改善策として考えたのが以下の2つ
- 英語を勉強してコメントを残せるように頑張る
- Processingで日本語コメントを残せるように設定する
この2択を数秒悩んでProcessingで日本語表記ができるよう調べてみました
まとめてみたのでこの記事を見ていただくと日本語出力ができるようになりますよ
Processing 日本語入力へ変更方法
Processingではコードを入力する場所に日本語を入力すると下の画像のように文字化け(入力した文字とは違う変な文字)します
『こんにちは』⇒『☒☒☒☒☒』
![](https://i0.wp.com/dsdiary.blog/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-16-16.png?resize=920%2C793&ssl=1)
インストール後の設定では日本語入力ができないので設定の変更をしていきます
手順1(起動)
まずは起動してコンソール画面を開きます
![](https://i0.wp.com/dsdiary.blog/wp-content/uploads/2021/06/sketch_210603b-_-Processing-3.5.4-2021_06_03-14_27_47.png?resize=920%2C756&ssl=1)
手順2(ファイル選択→設定へ)
ファイルを選択
ファイルの中の設定という場所を選択
![](https://i0.wp.com/dsdiary.blog/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-16-12.png?resize=920%2C801&ssl=1)
選択すると手順3の画面が出てきます
手順3(設定の変更)
エディタとコンソールのフォントという部分の設定をMSゴシックに変更します
![](https://i0.wp.com/dsdiary.blog/wp-content/uploads/2021/07/25b5eee0337bb507e58df14cee811080.png?resize=561%2C622&ssl=1)
変更した後
一度Processingを閉じて再起動します(パソコンの再起動までは不要)
設定終了
![](https://i0.wp.com/dsdiary.blog/wp-content/uploads/2021/05/2021-05-16-17.png?w=920&ssl=1)
これでコードの中に日本語でコメントを残せるようになりました
しかし、日本語入力の問題はここからが本番
実際に日本語でコメントを残せるようになりましたがtext()関数を使用して日本語入力しても以下のように出力時に文字化けします
![](https://i0.wp.com/dsdiary.blog/wp-content/uploads/2021/07/25237b3478462d92d2e8d72277ea405c.png?resize=898%2C592&ssl=1)
なので日本語での出力について説明していきます
Processing 日本語出力
Processingのコンソール画面で日本語入力ができても、実際に出力すると文字化けします
出力の文字化けにつては設定での変更はできないので、コードを入力して日本語出力をしていきます
イメージ的には日本語対応のフォントに変更するといった方がイメージしやすいかもしれません
日本語入力をするために必要な関数は以下の2つです
createFont関数
Processingでは文字入力をした時に、初めから設定されている文字デザインが使用されます
その設定の変更をするために使われる関数です
コードの説明
createFont(文字デザイン選択, 文字サイズ)
という形になっています
文字デザインの種類につては今はどれだけあるかわからないですが
u'MS ゴシック'
textFont関数
textFont関数は上記のcreateFont関数で選択した文字デザインを出力する関数です
コードの説明
textFont(変数入力)
という形になります
少しわかりにくいかもしれませんが、イメージとしては
createFont関数を変数という箱に入れてtextFont関数がその箱を使用するという感じになります
実際にコードを作成すると以下のようになります
入力・出力
1 2 3 4 5 |
size(900, 600) font = createFont(u'MS ゴシック', 100) textFont(font) fill(0) text(u"こんにちは", 150, 300) |
![](https://i0.wp.com/dsdiary.blog/wp-content/uploads/2021/07/a6b5ffc138e819151d602e9ebdc7d46b.png?resize=894%2C598&ssl=1)
![ダダ](https://i0.wp.com/dsdiary.blog/wp-content/uploads/2022/04/S__58163222.jpg?resize=150%2C150&ssl=1)
この度Udemyで講座を作りました
【プログラミングxアート】直感的・視覚的に学ぶ Processing×Python 入門講座
ブログに書いてある内容を一つの講座にしています
まとめ
Processingでの日本語入力についてまとめてみました
まとめてみた感想は、普段から使っている日本語が使えて当たり前というものとは違ったり
変数を使っての変更は新しい発見や表現の難しさがありました
でも、実際に日本語入力ができるとまた一つ表現の幅が広がるので楽しんでやってこれました